飛ばして飛ばしてコツを探せ!
担当:田名網
「紙飛行機って小さい頃はよく折ってたんだけどな〜、どうやって作るんだっけ?」
「そもそも紙って縦置きで折るの?横置き?」
そんなつぶやきからはじまった紙飛行機作り。
今回は4.5人のグループを3つ作り、2m以上飛ばせた紙飛行機の数でチーム戦をしました!
目標はただ1つ。
できるだけ多くの紙飛行機を飛ばすこと!
作って飛ばしてを何度も繰り返すうちに、どうすれば紙飛行機が飛ぶのか、少しずつ意見が出始めました!
先端に重みを持たせるために先の方をたくさん折って紙が重なるようにしたり、翼の形を大きく変えたり。
ある程度回数を重ねると、今度は折り方だけではなく戦略も変わってきます。
1つでもよく飛ぶ飛行機を作ることができれば、それを量産すればいいのです。
今度は確実に飛ぶ飛行機をいかに早くたくさん折るかという競い合いに変わっていきました。
そして最終ゲームではどのチームも折り方を記憶しておいて、よく飛んだ紙飛行機の折り方をまねするように。
たくさんの試行を繰り返して少しずつ改良を重ねながらよく飛ぶ飛行機を追求。
限られた時間の中でできるだけ多くの飛行機を飛ばすには、たくさんの飛行機を折ることが必須です。
ある目標に向かう時、うまく作業を進めるために計画を重視しがちですが、
手を動かして試行を繰り返し、たくさんの失敗を積み重ねることこそが成功への糧になるのだ
という教訓を、意外にも紙飛行機を飛ばすという単純なワークショップの中で得ることができました。