2週間で学んだ“開発”の楽しさ
担当:永木
3年生の有志4人で夏休みの2週間をかけ、授業で使用する課題・出席管理システム「Curepro」を開発しました。
画像は実際のCureproの画面で、右上のペンギンはオリジナルのロゴです。
・実際に使ってもらうシステムを作る難しさ
今回の開発は、私にとって初めての「実際に人に使ってもらうシステム」を作る経験でした。これまで授業課題の開発しか経験がなかったため、最初は生徒が操作する部分しかイメージできていませんでした。しかし、実際の開発を進める中で、先生が課題を登録したり、登録された出席や感想を管理する画面が必要であることに気付きました。また、授業で使用するためには、先生用ページへのアクセス制限や、感想入力時にどんな記号を使用してもエラーが発生しないようにするセキュリティ対策が不可欠だということを学びました。
・テストの重要性
さらに、開発中に感じたのはテストの重要性です。見た目には正しく動作しているようでも、異なるデータを入力したり、複数のユーザーで同時に操作することで思わぬ不具合が発生することがありました。何度もテストを重ねることでシステムは完成に近づいていきますが、実際に使用してもらってから気付く改善点も多く、開発には終わりがないのだと実感しました。
・実際の使用場面を考えた工夫
開発の過程で先生から繰り返し指摘されたのは、「実際に使う場面を想像してシステムを作る」ということでした。例えば、先生が課題を登録する際に単に日付と時間を手入力するのではなく、1限や2限など授業の時間割に対応するボタンを追加し、出席登録がスムーズに行えるようにしました。また、感想の締め切りを簡単に設定できる「23:59」ボタンを追加するなど、使いやすさを追求する工夫を施しました。これらの配慮が実際に利用されるシステムを作る上で非常に重要だと感じました。
大変なこともありましたがこの2週間でたくさんの学びを得られ、4人の仲も深まったなと感じています。 cureproの開発に参加できてよかったです!!